Live2D公式マーケット「nizima」は、VTuberとして活動したい人と、イラスト・Live2Dモデルを届けたいクリエイターが出会える便利な場所です。
nizima上でイラストの購入・Live2D化・オーダーメイドまで完結するため、配信準備の時間をぐっと短くできるようになっています。
さらに、購入したイラストをLive2Dモデルにして販売する二次販売の仕組みや、年6回の「にじコン」でのPR機会も用意されており、作品を見てもらうきっかけが増えていく構成にもなっているのです。
そこで、この記事ではVTuber側・クリエイター側それぞれがどのように活用していくとよいかを整理してご紹介していきます。
自分の世界観に合うキャラクターを探したい方にも、描いたキャラクターを世に出したい方にも役立つ内容ですので、順番に読んでみてください。
VTuber用モデル・販売できるイラストを今すぐ確認したい方へ
この記事ではnizimaの仕組みや活用法を説明しますが、「とにかくどんなモデルがあるか先に見たい」という方は、先に公式系マーケットのラインナップを見ておくとイメージが固まりやすくなります。VTuberとしてデビュー準備中の方も、イラストレーターやLive2Dモデラーとして販売したい方もチェックしておくと後の設計が楽になります。
1章 nizimaがVTuberから選ばれている背景


nizimaはLive2D社が直接運営している公式マーケットのため、VTuberが安心してモデルやイラストを探せる環境となっています。
登録されている作品が「動くこと」を前提にしているので、配信で使う姿を想像しやすく、初めてでも選びやすいのが特徴です。
また、イラスト・モデル・オーダーが一つの場所で完結するため、別サイトを行き来する手間が少なくなります。
これから配信を始めたい人にとって、準備に迷う時間を短くできるのは大きな利点となります。
1-1 公式運営ならではの安心感と使いやすさ
nizimaは「本当にこのモデルを使って大丈夫だろうか」という不安を抑えたい人に向いた仕組みを持っています。
販売側と購入側の権利関係がはじめから整理されているため、後からトラブルになりにくいのです。
さらに、作品ページにプレビュー機能が用意されているので、キャラクターがどのようにまばたきし、どのように表情が動くのかを事前に確認できます。配信者にとって「動いてみたらイメージと違った」というリスクを下げられるのは安心材料になるでしょう。
最後に、公式が定期的にコンテストや特集を行っているため、活発な場であることが伝わりやすくなっています。活動を長く続けたいVTuberにとって、更新され続けるマーケットであることは心強いポイントとなります。
既存モデルを選ぶときに見るべきポイント
nizimaに掲載されているモデルは、表情の豊かさやパーツ分けの細かさなど、配信に必要な情報がわかりやすく整えられています。
どのモデルを選ぶか迷ったときは、まず自分がよく配信するジャンルに合っているかを見ていくとよいでしょう。
歌枠が多いなら口や目の開き方、雑談が多いなら表情差分の数、ゲーム配信が多いなら画面に映ったときのバランスなど、用途ごとにチェックする観点が変わります。
これらがあらかじめプレビューで確認できる点が、nizimaならではの強みになっているのです。
購入前に「この衣装で立ち絵も作れそうか」「後から差分をお願いできそうか」といった拡張のしやすさも見ておくと、長く愛着を持って使えるモデルに出会いやすくなります。
配信を続けるほど衣装や表情を増やしたくなるため、最初から拡張余地のあるモデルを選ぶことはとても大切です。
イラストが描けない人でも活用できる導線
「自分では絵が描けないけれど、オリジナルのキャラクターで配信したい」という方にもnizimaは向いています。
気に入ったイラストをまず購入し、それをLive2Dモデル化してもらうという順番で準備ができるからです。
このとき、イラストレーターとLive2Dモデラーが別の人でも、nizimaの仕組み上スムーズにやり取りできるようになっているため、依頼のハードルが低くなります。
「まずは動かす」「後から細かい表情を足す」という段階的な進め方も取りやすいでしょう。
完成したモデルは、そのまま配信に使うだけでなく、必要に応じて追加衣装やパーツ差分を頼んでいけます。
最初の一歩を小さくしても、後から成長させていけるのがnizima活用の良さとなります。
1-2 イラスト・モデル・依頼が一か所で完結する利便性
nizimaでは「探す」「買う」「作ってもらう」が同じサイトの中でつながっているため、配信者が迷子になりにくくなっています。
複数のサイトを行き来してリンクを控える手間が減るので、準備のストレスが小さくなるのです。
また、クリエイター側も同じ場所で作品を公開しているため、ユーザーは「この人に追加で頼みたい」と思ったときすぐにページへアクセスできます。
完成したあとも相談しやすい環境があると、衣装違いや季節モデルなどの更新がしやすくなっていきます。
最後に、公式が定期的にコンテストや特集を行うことで、作品が動き続ける状態がつくられています。
これは、配信者にとっても「今の流行に合わせてモデルを変える」きっかけとして使いやすいサイクルとなります。
オーダーメイドを頼むときの進め方
オリジナル性をもっと高めたい場合は、nizimaで公開されている作者のページから直接相談してみる流れが使えます。
「ベースはこのキャラで、表情だけ増やしたい」「配信画面用に上半身を強調したい」など、細かな要望も伝えやすいからです。
その際には、使う予定の配信プラットフォームや想定している活動ジャンルも一緒に共有しておくと、クリエイター側が最適なパーツ分けやモーションを提案しやすくなります。
特に歌やASMRなど、口や目の動きが重要になる配信では、事前の共有が仕上がりに大きく影響してきます。
やり取りを経て完成したモデルは、再び同じ作者に依頼することで統一感のあるシリーズとして育てていけます。
長く活動していくVTuberほど、同じテイストで衣装や差分を足せるクリエイターと出会えることが価値になっていきます。
季節ごとの更新やリブランドにも対応しやすい
配信活動が長くなると「冬衣装を着たい」「周年で新ビジュアルを出したい」といった更新の場面が必ず出てきます。
nizimaで元の作者やモデル制作者がわかっていれば、この更新作業をスムーズに頼むことができます。
新しく作るたびにテイストが変わってしまうと視聴者が混乱しやすいのですが、同じクリエイターに相談できる状態なら、キャラクターの世界観を保ったまま変化を出せます。
これは、固定ファンのいるVTuberにとって特に大切なポイントとなるでしょう。
季節やイベントに合わせてモデルを更新していくと、配信の告知にも変化をつけやすくなります。
「今日はこの衣装でやります」と伝えられるVTuberは、視聴者にとっても楽しみが増える存在となるのです。
2章 VTuberとしてデビュー・リニューアルに活かす流れ


nizimaを使うと、キャラクターデザインからモデルの動作確認までを短い手順で行えるため、デビューまでの時間を圧縮しやすくなります。
特に「今ある世界観を崩さずに見栄えを良くしたい」という方には、既存モデル+追加依頼という組み合わせが役に立ちます。
ここでは、モデルを選ぶ前の準備、購入時の確認ポイント、そしてデビュー後に続けていく更新の考え方を順番に見ていきます。
VTuber活動を止めずにモデルの質を上げていくヒントとして捉えてみてください。
2-1 目的に合わせたモデル選びの手順
まずは「自分がどんな配信をメインにしたいのか」を決めてからnizimaを開くと、モデルが選びやすくなります。
雑談中心なのか、ゲーム配信が多いのか、歌やASMRをしっかり見せたいのかで、最適なパーツ構成は変わってくるからです。
作品ページのプレビューでは、顔の向きや表情のバリエーションが確認できるので、「自分のキャラとして画面に置いたときの印象」をイメージしながら選んでいきます。
できれば3つほど候補をお気に入りに入れておき、配信ソフトや背景との相性を比べると、より納得のいく選択ができます。
最後に、説明欄に書かれている利用条件や、二次販売の可否もチェックしておきましょう。
後から別衣装や別アングルを追加したくなったときに困らないよう、拡張性のあるモデルを選んでおくと活動が続けやすくなります。
デビュー前に整えておきたい配信での見え方
モデルを購入したら、配信画面での表示サイズや背景とのコントラストを早めに確認しておくと安心です。
せっかく表情が豊かなモデルでも、画面内で小さくなりすぎると視聴者から魅力が伝わりにくくなってしまいます。
OBSや配信プラットフォームで実際に並べてみて、コメント欄・ゲーム画面・モデルの3つがともに見やすくなる位置を探していきます。
この準備をデビュー前に済ませておくと、初配信での印象がぐっと良くなるでしょう。
また、モデルによっては「ウインクが得意」「笑顔が映える」など個性がありますので、それを活かす自己紹介や待機画面も合わせて考えておきます。
モデルに合わせて演出を変えていけるのが、nizimaで好みのキャラクターを選んだときの楽しさとなります。
リニューアル時に意識したい世界観の統一
活動を続けていると「もう少し大人っぽくしたい」「路線をファンタジー寄りにしたい」といった方向転換をしたくなることがあります。
その際にも、nizimaで同系統のテイストを探せば、前のモデルと大きく乖離せずに変化をつけられます。
特に、同じ作者や近い雰囲気のモデルを選んでおくと、アイコンやサムネイル、立ち絵を並べたときの世界観が揃いやすくなります。
視聴者が「この人だ」とすぐに認識できる状態を保てることは、チャンネルを育てるうえで大きな強みです。
リニューアルの告知をする際には、「nizimaで新しいモデルを迎えました」と書いておくと、見ている人にも安全な取引であることが伝わります。
透明性のある形でモデルを公開できることは、リスナーからの信頼にもつながっていきます。
2-2 配信を続けながら追加依頼していく考え方
一度モデルを用意したら終わりではなく、活動内容に合わせて少しずつ差分を足していくと、配信の幅が広がっていきます。
nizimaに作者ページが残っていれば、同じ人に「泣き顔を足したい」「私服版をつくりたい」といった相談をしやすくなります。
これにより、ハロウィン・クリスマス・周年といったイベントごとに衣装を用意したり、歌ってみた動画用に表情を変えたりする運用が実現しやすくなります。
動きの揃ったキャラクターを定期的に見せられると、視聴者も「次はどんな姿だろう」と楽しみにしてくれるでしょう。
さらに、nizimaで公開されているモデルは同じマーケット内で見比べられるため、配信者自身がアイデアを得やすい環境になっています。
「このくらいの表情数があると便利そうだ」と気づけるので、成長に合わせてモデルを育てていきやすくなるのです。
イベント・コラボに合わせた差分の使い方
コラボ配信やリスナー参加型の特別回では、いつもとは違う表情や衣装があると場が一気に華やぎます。
あらかじめnizimaで追加パーツを手配しておけば、企画に合わせてすぐに切り替えられるので便利です。
たとえば、歌枠なら笑顔やウインクを、ホラーゲームなら驚き顔を、雑談なら照れ顔をと、配信内容にマッチする差分を用意しておくと、視聴者のリアクションも引き出しやすくなります。
この細かな表情管理ができることが、Live2Dを使うVTuberの醍醐味ともいえるでしょう。
イベント後は、制作してもらった差分をそのまま今後の配信にも流用できます。
一度作ったアセットを繰り返し使えるようにしておくことで、活動コストを抑えながら見栄えを上げることができるようになります。
視聴者に「成長しているVTuber」と感じてもらうために
定期的にモデルや衣装が更新されるVTuberは、視聴者から「この人は活動に本気だ」と感じてもらいやすくなります。
nizimaでの依頼をうまく使えば、重いリニューアルをしなくても小さな変化を積み上げていくことができます。
告知の際に制作してくれたクリエイターの名前やnizimaページを紹介しておくと、クリエイター側にもメリットが生まれ、次の依頼もしやすくなります。
このような相互の紹介が行われると、マーケット全体が盛り上がり、結果として新しい視聴者も流入しやすくなるのです。
こうして「配信を続ける→モデルを少し良くする→また配信で見せる」という循環ができると、チャンネルが長く育っていきます。
nizimaはこの循環を無理なく回すための土台として、とても相性のよいサービスとなります。
今の配信スタイルに合うモデルを見比べてみませんか
ここまでで「雑談用にもっと表情がほしい」「季節衣装を一式そろえたい」と感じた方は、実際の出品モデルを見ておくと差分のイメージが具体的になります。気になるクリエイターを早めに見つけておくと、後からの相談やリニューアルもしやすくなります。

・VTuberとして「この表情差分ほしい」を探す
・イラストレーターとして「需要のある雰囲気」を探す
・モデラーとして「モーションを載せやすい元絵」を探す
それぞれの立場で眺めると、次に作るべきものが見えてきます。
3章 イラストレーター・Live2Dモデラーが収益化する使い方


nizimaは「描ける・作れる」人にとっても魅力的な場で、作品を公開しておくだけでVTuber側から声がかかる可能性が高まります。
特に二次販売に対応しておくと、モデルが売れるたびにイラスト制作者にもロイヤリティが入るため、作品を増やすモチベーションにもつながります。
ここでは、これから出品してみたい方が押さえるポイントと、すでに制作スキルがある方が案件を広げるときの見せ方をまとめていきます。
VTuberとの協力体制を作るヒントとして読んでみてください。
3-1 イラストだけでも出品しておく価値
「Live2Dまではできないけれど、キャライラストなら描ける」という方もnizimaでは十分に活動できます。
イラストを購入した別のクリエイターがモデル化し、販売されることで、元のイラストレーターにもロイヤリティが入る仕組みがあるからです。
この二次販売の仕組みを活用すると、自分一人で完結させなくても、ほかのモデラーと自然にコラボする形で作品が広がっていきます。
「このキャラを動かしたい」と思った人が現れれば、その分だけ作品が人の目に触れることになります。
イラストを出品する際は、VTuberが使いやすいように正面向きでパーツの分かれたデザインにしておくと、モデル化の依頼が入りやすくなります。
配信で映える構図や衣装を意識することで、自分の作品を選んでもらえる確率はさらに高まっていくでしょう。
売れやすいキャラクター傾向を押さえる
VTuber向けに人気が高いのは、顔がはっきり見えるバストアップと、表情の変化を載せやすいシンプルな前髪・衣装のキャラクターです。
背景が派手すぎるものより、配信画面に載せたときに見やすいものが好まれる傾向があります。
最近はファンタジー寄り、サイバー寄り、カジュアルストリート寄りなど、世界観のあるデザインが求められやすいので、自分の得意ジャンルを明示しておくと、狙った層に届きやすくなります。
にじコンの受賞作品などを参考にすると、どのようなテイストが注目されているかをつかみやすいでしょう。
衣装や小物を差し替えやすいようにレイヤーを意識しておくと、後からモデラーが加工しやすくなります。
「この人の絵はLive2Dにしやすい」と思ってもらえれば、継続して依頼が来るクリエイターへと成長していけます。
作品ページで伝えておきたい情報
出品するときは、どこまで改変・モデル化・販売してよいかを作品ページに明記しておくと親切です。
VTuber側はライセンスに敏感な人が多いため、利用条件がはっきりしている作品ほど選ばれやすくなります。
「二次販売可」「Live2D化OK」「表情の追加は相談で対応」など、できることを具体的に書いておくと、連絡を受ける側としてもスムーズに判断できます。
この一手間があるだけで、クリエイターとVTuberのあいだに余計な確認が発生しなくなります。
また、X(旧Twitter)やポートフォリオサイトのリンクも添えておくと、気に入った人が追加依頼をしやすくなります。
nizimaのページを起点にして、自分の作品の幅を見てもらえる導線をつくることが、長く活動していくうえで大きな意味を持ってきます。
3-2 Live2Dモデラーが案件を広げるための見せ方
すでにLive2Dを組める方は、nizimaのプレビュー機能を最大限に使って「どんな動きができるか」を見せておくと良さが伝わりやすくなります。
顔の向きや髪揺れ、袖の揺れなどが細かく動いているモデルは、VTuberにとって魅力的に映るからです。
あわせて、価格帯や納期の目安、追加パーツの料金などもページ内で提示しておくと、依頼する側が相談を始めやすくなります。
「まずはこのプランから」と選べるようになっていると、初めての配信者でも声をかけやすくなるでしょう。
これを続けていくと「この人に頼めば動きのきれいなモデルを用意できる」と認知されていきます。
結果として、にじコンへの出品や、購入者からのリピートも増え、制作活動を継続しやすくなるのです。
制作実績を見やすく並べる工夫
モデルの完成品を複数並べておくと、依頼主が自分の雰囲気に近いものを見つけやすくなります。
女性キャラ・男性キャラ・ファンタジー・現代風と、幅を持たせて見せておくことがポイントです。
動画やGIFで動きを見せられる場合は、瞬き・口パク・首振りなど、配信でよく見られる動きを中心に載せておくと、完成後のイメージが共有しやすくなります。
「このレベルで動かしてもらえるなら頼みたい」と思わせられれば、その時点で相談につながりやすくなります。
さらに、モデルごとに「ここをこだわりました」「この衣装は差分にできます」などのコメントを付けておくと、クリエイティブへの姿勢が伝わります。
こうした丁寧な説明は、長期で付き合える制作者を探しているVTuberから特に好まれていきます。
コンテストやPR企画を制作サイクルに組み込む
nizimaでは年6回の「にじコン」が行われており、受賞した作品は積極的にPRしてもらえるため、制作の目標にしやすくなっています。
日ごろから作品を出しておくと、コンテスト開催時にすぐ応募できるので、チャンスを逃しにくくなります。
受賞を狙うときは、テーマに沿った世界観づくりと、配信で使ったときの実用性の両方を意識しておくと評価を得やすいです。
「かわいいだけ」「凝っているだけ」で終わらず、動いたときにどう見えるかまで作り込めている作品は、VTuberにも選ばれやすくなります。
コンテストで名前が出れば、nizima内外からのアクセスも増え、結果的に通常の出品にも目が向きます。
制作→応募→PR→依頼という流れを年に何度か回していくことで、クリエイターとしての存在感を着実に高めていけるでしょう。
4章 クリエイター同士で売上を伸ばす「二次販売」と「にじコン」の活用


nizimaには、イラストを描く人とLive2Dモデルを組む人がお互いに利益を得られる二次販売の仕組みがあります。
一度描かれたキャラクターが別の制作者の手でモデル化されることで、作品の露出が増え、結果として原作者にもロイヤリティが戻るようになっています。
この仕組みを理解しておくと、「自分はイラストだけ」「自分はモデリングだけ」という分業でも市場に参加しやすくなります。
長く続いているマーケットだからこそ、役割を分けて協力できる場ができているのです。
さらに年6回開催される「にじコン」では、目に留まりやすい作品を公式がPRしてくれます。
普段の出品とあわせてコンテストを活用することで、VTuberや他のクリエイターから声がかかるきっかけを作りやすくなります。
4-1 二次販売でイラストレーターとモデラーがWin-Winになる流れ
二次販売に対応した作品として登録しておくと、あなたが描いたキャラクターを別のモデラーが動かして販売してくれる可能性が生まれます。
これは「絵は描けるけれどLive2Dはできない」というクリエイターにとって、とても心強い仕組みとなっています。
モデルが売れたときには、実際に組んだモデラーだけでなく、元のイラストレーターにもロイヤリティが入るようになっているため、双方にとって制作を続ける理由ができるのです。
こうした協力関係が生まれると、同じキャラクターを使った派生衣装や追加表情のニーズも出てくるため、継続的なやり取りがしやすくなっていきます。
最初は単発の販売であっても、購入者が配信で使ってくれることで、ほかの配信者の目にも触れていきます。
「このテイストで自分も活動したい」と思う人が増えることで、作品全体の巡りが良くなるのがnizimaの二次販売の魅力なのです。
二次販売を見越したイラスト設計のポイント
二次販売を意識する場合は、最初から「Live2Dにしやすい」構図とパーツ分けを意識しておくと喜ばれます。
正面向きで顔がしっかり見えること、髪や耳・装飾が重なりすぎないことは、後工程のモデリングをスムーズにしてくれる要素となります。
また、袖やマント、しっぽなどの可動パーツは別レイヤーにしておくと、モデラーが揺れもののモーションを付けやすくなります。
「動かして楽しい」キャラクターになればなるほど、配信者にも選んでもらいやすくなるため、ここにひと工夫あるだけで価値が上がるのです。
説明文には「Live2D化OK」「販売化OK」などの許諾範囲を明記しておき、クリエイターへのリンクも添えておきましょう。
利用する側が確認に迷わずに済む作品は、結果的に選ばれる速度が速くなり、二次販売での広がり方も大きくなっていきます。
ロイヤリティを活かした長期的な作品展開
ロイヤリティが発生する仕組みは、クリエイターに「次も出品してみよう」と思わせてくれる継続の原動力になります。
一度出したキャラクターが誰かの手でモデル化され、そこからさらに別の人に届くという流れは、個人では作りにくい循環となります。
この循環をさらに強くしたい場合は、同一シリーズの衣装違いや世界観をそろえたキャラクターをまとめて登録しておくと、VTuberが「この作者から何体か揃えたい」と思いやすくなります。
同じテイストで複数のモデルが並ぶと、配信やグループ活動でも採用しやすくなるため、発注単価が大きくなることも期待できます。
コンテストや特集に合わせてシリーズを追加していけば、そのたびに作品ページが見られるチャンスが増えます。
ロイヤリティを軸にした「作る→見られる→また作る」の流れを作れると、nizimaを活動のベースとして活用しやすくなります。
4-2 年6回の「にじコン」で作品を広く見せる
にじコンは、nizima上で注目の作品を一気に見せる場として用意されており、受賞作は公式からPRされるため閲覧数が伸びやすくなります。
普段の出品だけでは届きにくい人に見てもらえるチャンスとなるので、制作サイクルに取り入れておくと良いでしょう。
テーマに沿ったキャラクターや配信で使ったときに映えるモデルは、VTuberからも「これは実際に使えそう」と思われやすく、そこから個別の依頼につながることもあります。
出品ページにはPR用の文も載せられるため、自分の得意なジャンルや制作条件をさりげなく紹介しておくのも効果的です。
コンテストを目標にしておくと、作品の完成時期も自然と決まりやすくなります。
締め切りに合わせて制作→公開→PRという流れを何度か回していくことで、nizimaの中であなたの名前を覚えてもらいやすくなっていきます。
受賞を狙うための見せ方と説明文
にじコン向けに出す作品では、キャラクター単体のかわいさだけでなく、配信シーンで使われることを意識した説明文を添えておくと評価されやすくなります。
たとえば「雑談配信で表情を切り替えやすい」「歌枠で口の開きがきれいに見える」といった実用面の訴求は、VTuberにとって非常にわかりやすいポイントです。
また、動きのプレビューが丁寧に整えられていると、「このレベルで実装されているなら配信にすぐ使える」と判断してもらえます。
視線・髪・しっぽ・衣装など、それぞれのパーツがどう動くのかを短い動画やGIFで示しておくと、ページを開いた瞬間の理解が早くなります。
説明文の最後には、自身のSNSや過去作品への導線も必ず用意しておきましょう。
受賞後にアクセスが集中したときに見てほしい場所へ導けるようにしておくと、単発の受賞で終わらず次の仕事へつなげていきやすくなります。
受賞後のPRを最大化する導線設計
にじコンで名前が出たあとは、nizima内だけでなく自分のSNSやブログ、ポートフォリオでも同じ作品を紹介しておくと、認知の波を広げやすくなります。
「公式に紹介されました」という実績は、VTuberから見ても安心できる材料になるからです。
その投稿の中で、同系統のキャラクターや別衣装版の存在も一緒に載せておくと、「この作者にまとめて頼みたい」という人が増えていきます。
実績と作品をセットで見せられるようになっていると、一覧性が高くなり、リクエストのハードルが下がっていきます。
こうしたPRの積み重ねは、次回のコンテスト参加にも好影響を与えます。
「前回の受賞者として今回も出しています」と伝えられるようになれば、継続して見てもらえるクリエイターとしてnizima内で位置づけられていくでしょう。
5章 これからnizimaを始める人のための導入チェックリスト


初めてnizimaを利用する際は、アカウントの設定・支払い方法・作品ページの整備という3つを順番に進めておくとスムーズです。
購入者として入る場合も、販売者として入る場合も、基本項目を整えておくことで後のやり取りが楽になります。
ここでは、登録直後にやっておきたい確認ポイントと、活動を続けるための運用のコツをチェック形式でまとめていきます。
最初の一歩を小さくしておくことで、失敗に繋がるリスクを減らしていけます。
VTuber用のモデルを探す人も、作品を販売したい人も、この章を見ながら設定を見直してみてください。
「後からやろう」と思いがちな部分を先に済ませておくことで、創作や配信に集中しやすくなっていきます。
5-1 アカウント作成から出品・購入までの基本フロー
nizimaの利用はアカウント作成が起点になりますので、プロフィールや連絡先を最初に整えておくと安心です。
名前やアイコンが整っているだけで、依頼先・購入先としての信頼度が上がります。
その後、支払い・受け取りに関する設定を済ませれば、作品の購入や出品ができるようになります。
特に販売者として活動したい場合は、価格の付け方や説明文のテンプレートをあらかじめ自分用に作っておくと更新が楽になります。
初回の出品や購入が終わったら、作者ページやお気に入りを活用して「次に頼みたい人」「次に買いたいモデル」をまとめておきましょう。
活動を継続する土台ができていると、コンテストや季節の新作にすぐ反応できるようになり、nizimaとの距離がぐっと近づいていきます。
最初に整えておくべきプロフィールの要素
プロフィールには、自分がVTuberなのか、イラストレーターなのか、Live2Dモデラーなのかを明記しておくと相手にとって親切です。
どの立場でnizimaを使っているのかがわかると、依頼やコメントの内容も的確になっていきます。
また、活動しているSNSや配信プラットフォームのリンクも載せておくと、実際にどんな配信・作品をしているのかを見てもらえるようになります。
これにより、制作を頼む側も「この人の雰囲気ならこの衣装が合いそう」と提案しやすくなるのです。
一度整えたプロフィールは、衣装やモデルを更新したタイミングで見直すようにすると、最新の活動内容とずれにくくなります。
「誰が何をしているのか」が明確なページは、nizima内での信頼につながり、結果として依頼や購入がしやすくなっていきます。
支払い・受け取りで失敗しないための注意点
作品を購入する側は、使う予定の決済方法が対応しているかを先に確認しておくと、欲しいモデルを見つけたときにすぐ動けます。
反対に販売する側は、報酬の受け取り手段が正しく設定されていないと入金までに時間がかかってしまうことがあります。
販売時には価格だけでなく、利用条件や追加で発生する料金がある場合の説明も書いておくと、購入者とのやり取りがスムーズになります。
後から条件を変えると混乱が起こりやすいため、最初の出品の段階でできるだけわかりやすく記載しておくと安心です。
定期的にログインしてメッセージやお知らせを確認する習慣をつけておけば、相談や購入のチャンスを逃さずに済みます。
「連絡が早い」ことは、制作依頼を考えているVTuberにとって大きな安心材料となるため、ここも導入時に意識しておきたいポイントです。
5-2 VTuber活動と並行してnizimaを使う運用モデル
配信を続けながらnizimaを活用する場合は、「新作モデルを迎える日」「差分を追加する日」を月単位で決めておくと無理がありません。
配信のたびに全てを変えようとすると負担が大きくなるため、計画的に更新していく形が現実的です。
スケジュールにあらかじめ「にじコンに出す作品を見る日」「作者ページを回る日」などを組み込んでおくと、マーケットの流れにも乗りやすくなります。
これにより、自分のキャラクターが古く見えてきたときにもすぐに参考にできるようになります。
また、SNSで配信告知をするときにnizimaのページも一緒に紹介しておけば、「このVTuberの絵を描いている人は誰だろう」と思った人からクリエイターへアクセスが流れます。
配信者と制作者が並んで目に入る状態を作ることで、双方にとってメリットのある運用ができるようになるのです。
季節モデル・記念日の公開をルーティン化する
周年記念や季節イベントに合わせて新しい衣装や表情を用意しておくと、視聴者に「この人は本当に活動を続けている」と感じてもらいやすくなります。
nizimaで同じ作者に頼める環境を整えておけば、この更新をスムーズに回していけます。
また、公開した新衣装をnizimaの出品ページにリンクしておくと、「この衣装いいな」と思った視聴者が制作者を知るきっかけにもなります。
配信者から制作者へ、制作者から配信者へと相互に紹介が行われることで、コミュニティ全体が活性化していくのです。
この流れを毎シーズン行っていれば、nizima内でのフォロワーやお気に入りも少しずつ増えていきます。
「配信で見せる→nizimaでも見られる」という導線を作っておくことが、長く活動を続けるための小さな仕組みづくりとなります。
外部コラボや案件に発展させるときのポイント
nizimaで公開しているモデルやイラストをポートフォリオとして示せるようにしておくと、企業案件や他配信者とのコラボに発展しやすくなります。
「すでに販売実績がある」「モデル化されている」という事実は、第三者にとって安心材料になるからです。
問い合わせを受ける可能性がある場合は、作品ページに連絡手段や対応可能な内容を簡潔に記載しておくと、やり取りがスムーズになります。
たとえば「アバター展開の相談可」「衣装違いの追加歓迎」と書かれていれば、依頼する側も求めやすくなるでしょう。
このように、日常の配信とnizima上の更新を結びつけておくことで、活動の幅が自動的に広がっていきます。
配信が盛り上がるほど作品が見られ、作品が見られるほど配信の信頼度が高まる、という良い循環を意識して運用してみてください。
6章 今すぐnizimaを活用したい人へ



ここまで読んで「モデルを探したい」「作品を出してみたい」と感じた方は、まずnizimaで気になる作者やモデルを3つほどお気に入りに入れてみてください。
見る・比べる・相談するの順番ができると、次のアクションに進みやすくなります。
また、すぐに依頼を出す予定がなくても、にじコンや特集のタイミングでページを覗く習慣を作っておくと、トレンドの把握がしやすくなります。
変化の多いVTuber界隈では、情報を見に行く姿勢が活動の質を左右していきます。
「自分もこういうモデルを配信で動かしたい」「自分の描いたキャラをもっと見てほしい」という気持ちがあるなら、早い段階でnizimaを生活サイクルに組み込んでおきましょう。
公式運営の場だからこそ、安心して小さく始めて、長く伸ばしていくことができるようになります。
6-1 モデルを探したい人が最初にやること
VTuberとして使うモデルを探すときは、まずテーマの近いモデルをいくつかお気に入り登録しておき、プレビューで動きを見比べてみましょう。
表情の出方や髪の揺れ方など、実際に動かしたときの印象を配信前にチェックできるのがnizimaの利点です。
気に入ったモデルがあれば、ページから作者に「衣装を増やしたい」「この色を変えたい」といった相談もできますので、早めに関係を作っておくと後の更新がしやすくなります。
こうしたやり取りができると、記念日や季節の演出も自然に行えるようになります。
また、モデル購入と同時に、使用する配信ソフトや背景とのバランスも確認しておくと失敗が減ります。
「買ったけれど小さくて見えない」「色が背景に溶ける」といった問題は早い段階で防げますので、チェックの流れに組み込んでおくと安心です。
作者に問い合わせるときのやさしい文面例
作者に連絡する際は、どの作品を見て問い合わせたのか、どんな配信で使う予定なのかを一緒に伝えるとスムーズです。
「このモデルのウインク表情を増やしたい」「ゲーム配信で使うので上半身を大きめにしたい」など、使い道がわかると提案もしやすくなります。
あわせて、希望する納期や予算の目安を添えておくと、制作者側も受けられるかどうかをすぐに判断できます。
どちらか一方に負担が寄らないように、最初のメッセージから丁寧に情報を共有しておくことが大切です。
最後に、完成したら配信で紹介する旨を伝えておくと、制作者にとってもPRの機会になります。
「作って終わり」ではなく「作ってもらって見せる」という流れを共有しておくことで、気持ちの良いやり取りができるようになります。
SNS・ブログからnizimaページへ誘導する考え方
配信者・クリエイターどちらの立場でも、X(旧Twitter)やブログにnizimaページのリンクを載せておくと、関心を持った人がすぐに詳細を見に行けます。
「このキャラかわいい」「このモデルどこで買えるの」と思ったときに、ワンクリックで飛べる導線があることはとても重要です。
投稿の中では、作品の見どころやこだわった部分を短く紹介し、nizimaページで全体を見てもらう構成にしておくとクリック率が上がります。
特に、にじコン期間中や新作を公開した直後は、興味を持ってもらいやすいタイミングなので積極的に案内していきましょう。
こうした日常的な発信が続いていると、「この人はnizimaで活動している」とフォロワーに認識してもらえます。
プラットフォーム外の場所からも人を呼び込めるようになると、マーケットでの存在感が着実に大きくなっていきます。
配信も制作も「見つけてもらう場所」に置いておきましょう
ここまで読んで「自分のキャラクターをもっと動かしたい」「描いたキャラをVTuberに使ってもらいたい」と思えたなら、あとは実際にマーケットに触れてみるだけです。掲載されている作品の傾向を見ておくだけでも、次に作るモデル・出す価格帯・PRの書き方が定めやすくなります。
VTuberとしての見栄えを上げたい方、イラストレーターとして販売先を増やしたい方、Live2Dモデラーとして実績を積みたい方は、上のバナーから詳細を確認しておいてください。記事の内容と照らし合わせると、どの導線が自分に合うかがはっきりします。
まとめ:気になる人はnizimaを覗いてみよう!

イラストとVTuberモデルを、売るなら!【Live2D公式マーケット nizima】
nizimaは、VTuberが安心してモデルを選べる場所であり、クリエイターが自分の作品を広く見せられる場でもあります。
公式運営によるプレビュー機能や二次販売、にじコンといった仕組みを組み合わせれば、配信者と制作者が無理なく協力していくことができます。
デビュー準備を短くしたい人も、作品を増やしていきたい人も、まずは小さくお気に入り登録やプロフィール整備から始めてみてください。
nizimaを日常の中に取り入れておくと、チャンスが来たときにすぐ動けるようになります。
長くVTuberや創作活動を続けていくための一つの拠点として、nizimaを活用していきましょう。これが安定した活動の土台になっていきます。


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